華々しき一族

2008年12 月4日(木)


会 場
大ホール

料 金
【全席指定】
S席 7,000円
A席 6,000円

チケット
公演終了

華々しき一族

【物語】

映画監督の鉄風と舞踊家である諏訪の夫婦には、一人の息子と二人の娘がいる。長男の昌允、長女の美伃、次女の未納。昌允は堅実で現実的な性格で、おしとやかな妹、美伃に思いを寄せている。実は、昌允と未納は父・鉄風の子、美伃は母・諏訪の子で三人は義兄弟なのだ。鉄風の弟子である須貝もこの家族と同居し、 生活を共にしている。活発で積極的な未納は須貝に好意をいだいており、義母の諏訪に取り入って、二人の婚姻話を持ちかけてもらう。未納は、須貝と美伃が互いに惹かれあっていると考えていた。しかし、須貝の心情はこの家族に意外な展開を与えていく。それは母にしていまだ美しい諏訪への想いであった。

原作: 森本 薫

演出・衣裳:石井ふく子 脚本: 大藪郁子

出演: 若尾文子 西郷輝彦 藤谷美紀 松村雄基 吉野紗香 徳重

共催:KTNテレビ長崎



※消費税込、当日500円増し
※未就学のお子様の入場はご遠慮いただきます。


スタッフコメント

波乱の一年を過ぎた若尾文子が「改めて舞台に立ちたい。舞台で演じ切りたい」と切望した企画。1935年に発表された「華々しき一族」は戦前のモダニズムの代表作で、華麗に見える一族の虚栄と実存が見事に織り交ぜられた家庭劇です。