ヨーロッパ映画祭 Vol.6

2010年6 月6日(日)


会 場
中ホール

料 金
自由席
1作品鑑賞券:1,000円
3作品鑑賞券:2,000円

チケット
終了しました
発売日

終了しました

ヨーロッパ映画祭 Vol.6

今回で6回目を迎えるヨーロッパ映画祭。

今回も、ヨーロッパ映画の名作、話題作を用意しました。

全作品2回上映!

中ホールの寛ぎ空間で、ゆったりとお楽しみください!!

 

 

前売券は、

ぴあ、ローソン以外でも、以下の店舗で取扱中です。

・四ケ町商店街……カワシモレコード

・佐世保玉屋(5階商品券売り場)

・古川楽器(佐世保玉屋前)

・西肥バス佐世保バスセンター

・ハウステンボス観光

喫茶ジジ(http://kissagg.com)

Cafe SLOWHAND(http://blog.goo.ne.jp/cafeslowhand)

MY珈琲(http://hwsa3.gyao.ne.jp/my-coffee/)

モンネポルト(http://monne-porte.com/)

南国食堂 地球屋(http://www.chikyuya.net/)

antica osteria del mare アンティカ・オステリア・デル・マーレ(佐世保市潮見町11-5 ☎0956-56-3330)

Leo lion d’or -レオ・リオンドール-(http://www.leolion.net)

・まるる(佐世保市田原町4-1 ☎0956-49-9516)

 

 

【タイムテーブル ※作品名をクリックすると作品解説にジャンプします

6/4(金)
13:00〜14:35 湖のほとりで
15:00〜16:50 人生に乾杯!
17:20〜19:30 抱擁のかけら
20:00〜21:30 戦場でワルツを
※最終回終了予定時刻 21:30

 

6/5(土)
12:30〜14:05 地下鉄のザジ
14:30〜16:30 幸せはシャンソニア劇場から
17:00〜18:35 湖のほとりで
19:00〜21:10 抱擁のかけら
※最終回終了予定時刻 21:10

 

6/6(日)
11:00〜12:35 地下鉄のザジ
13:00〜15:00 幸せはシャンソニア劇場から
15:30〜17:00 戦場でワルツを
17:30〜19:20 人生に乾杯!
※最終回終了予定時刻 19:20

 

 

 

■抱擁のかけら■(LOS ABRAZOS ROTOS BROKEN EMBRACES)

「愛から逃げて、愛と出逢う」

 

●監督:ペドロ・アルモドバル

●出演:ペネロペ・クルス/ルイス・オマール/ブランカ・ポルティージョ

 

【作品解説】

アルモドバル監督がペネロペ・クルスの最高の演技を得て描く、愛の全貌

『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥー・ハー』、『ボルベール〈帰郷〉』の女性讃歌三部作で、世界中を魅了した巨匠ペドロ・アルモドバル監督。待望の新作で彼は、〈究極の愛〉の全貌〜誕生から崩壊、そして再生〜を描き切りました。

人は何度挫折や破壊を繰り返しても立ち上がることが出来る。これはそんな人生の素晴らしさを謳いあげるアルモドバル流の人生讃歌の傑作です。

主演はアカデミー賞に輝く、世界のミューズ、ペネロペ・クルス。「この脚本は、私の人生の中で読んだ最高のもの」と絶賛する彼女が、監督との絶大な信頼関係によって作り上げた濃密な世界は圧巻!

愛すること、愛されること、成功すること……すべてを手に入れたいと願う、女の中の女を圧倒的な演技力と存在感で魅せています。

真実を知ったとき、新たなる〈究極の愛〉が生まれる……

欲望と裏切りが引き起こした事件により、愛、視力、そして人生までも失ったハリーは、過去を封印し、名前を変えて違う人生を生きて来ました。あれから14年、事件の鍵を握る男との再会をきっかけに、彼は再び愛と向き合います。

14年前、ハリーは映画監督として活躍、女優を夢見る女性レナと出逢います。二人はひと目で恋に落ちますが、レナには富と権力で彼女を支配するパトロン・エルネストがいました。

彼との出逢いで、愛に目覚め、女優として生きる喜びを知ったレナは、エルネストとの関係に終止符を打とうとします。しかし、行き過ぎた愛が、二人を引き裂く事件を引き起こすのです……。

ハリーは愛を辿り、事件の裏に隠された真実を知ります。

魂揺さぶる、その真実とは……

■2009年/スペイン/128分/シネマスコープ

★オフィシャル・サイト★
http://www.houyou-movie.com/

 

 

 

■幸せはシャンソニア劇場から■(FAUBOURG 36 PARIS 36)

シャンソニア

「そして、幕が開く──再び笑顔があふれだす。」

 

●監督:クリストフ・バラティエ
●出演:ジェラール・ジュニョ/クロヴィス・コルニアック/カド・メラッド/ノラ・アルネゼデール

 

【作品解説】

1936年パリ。世界恐慌による不況。

息子と一緒に暮らすために、仲間と笑顔で生きるために、シャンソニア劇場は復活する!

『ニュー・シネマ・パラダイス』、『コーラス』の名優にして名製作者のジャック・ペランが、世界恐慌の苦難を乗り越えた1936年のパリを舞台に素敵な贈り物を届けてくれました。

かつて街の人々で賑わっていたシャンソニア劇場が不況のあおりをうけて閉館の危機に追い込まれます。この劇場を35年間支え続けてきたピゴワル(ジェラール・ジュニョ)も失業を宣告され、一人息子ジョジョ(マクサンス・ペラン)と離れる羽目に。

我が子と再び暮らすために、仲間と劇場を取り戻すために、ピゴワルは一大決心をするのです。

フランス130万人動員の大ヒット!

素敵なメロディーと歌声で世界が幸せで満たされる!

あったかい物語、なつかしい風景と素晴らしい音楽で、フランスでは130万人を動員する大ヒットを記録しました!この映画により、ラインハルト・ワーグナーの美しいメロディーの数々が新たな映画音楽の名曲として歴史に刻まれることになりました。劇場の支配人を演じ、自らも歌声を披露するのは『コーラス』、『パティニョールおじさん』でおなじみの名優ジェラール・ジュニョ。そして、本作で新たなスターとして発掘された20歳の“歌う”新人女優ノラ・アルネゼデールが、その美貌と確かな歌声で大輪を添えています。

芸達者な役者たちが、名作『天井桟敷の人々』やハリウッド・ミュージカルにオマージュを捧げながら歌い踊るパリの粋がいっぱい詰まった、シャンソニア劇場がいよいよ開演です!

■2008年/フランス・ドイツ・チェコ/120分/シネマスコープ

★オフィシャル・サイト★
http://www.chansonia.jp/

 

 

■戦場でワルツを■(VALS IM BASHIR WALTZ WITH BASHIR

戦場でワルツを

過去が、語り始める

 

●監督:アリ・フォルマン
●アニメーション監督:ヨニ・グッドマン
●声の出演:アリ・フォルマン

 

【作品解説】

世界中が熱狂した話題沸騰の映画、いよいよ公開!!
冬のバー。映画監督のアリは、旧友とひさしぶりの再会を果たします。会話の途中、ふいにアリは、ある一時期の記憶が自分にはまったくないということに気がつきます。抜け落ちた過去、なぜ俺は覚えていない……。失った記憶を求めて、アリは当時を知る知人たちのもとへ旅立ちます。
そして、その旅は、1982年に起きた“サブラ・シャティーラ大虐殺”と呼ばれる事件に突き当たるのです……。
彼は一体そこで何を……?
2008年カンヌ国際映画祭で上映されるやいなや、ジャンルを超越する斬新な手法と衝撃の内容で熱狂的な支持を受け、ゴールデン・グローブ賞、全米映画批評家協会賞ほか各国の映画賞を総なめ。
アカデミー賞外国語映画賞では『おくりびと』の対抗馬として、国籍を越えた世界中の人々が強く心を揺さぶられました。
記憶や幻想が織りなすめくるめく映像は、アニメーションの枠を超え、真の芸術の輝きを放ち、世界が絶賛したその唯一無二の世界観は、ピカソの「ゲルニカ」、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」と並ぶ、平和への希求を映し出した作品として後世に語り継がれることとなるだろうとまで称された、“人間の強さ”を描いた魂の記録です。

■2008年/イスラエル・フランス・ドイツ・アメリカ/90分/アメリカン・ビスタ
★オフィシャル・サイト★

http://www.waltz-wo.jp/

 

 

■湖のほとりで■(LA RAGAZZA DEL LAGO THE GIRL BY THE LAKE)

湖のほとりで

真実は深く、
そして美しく
眠っている

●監督:アンドレア・モライヨーリ
●出演:トニ・セルヴィッロ/ヴァレリア・ゴリノ/オメロ・アントヌッティ/ファブリツィオ・ジフーニ

 

【作品解説】

北イタリアの小さな村を舞台に、そこで起きた殺人事件の捜査の過程で、村人一人ひとりが隠し持つ心の痛みや葛藤が浮き彫りとなっていくさまを静謐なタッチで描き出したヒューマン・ミステリー。監督は、長年ナンニ・モレッティ監督の下で助監督としてキャリアを積み、本作で長編デビューを飾ったアンドレア・モライヨーリ。イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞で史上最多の10部門を受賞しました。
北イタリアの小さな村。ある日、湖のほとりでこの村の少女、アンナの他殺体が発見されます。遺体の状況から顔見知りの犯行と推測され、村に越してきたばかりの刑事サンツィオは、アンナの周辺に範囲を絞り次々と事情聴取を開始。やがて、どの家庭も何らかの問題を抱え、誰もが愛する家族にさえ打ち明けられない痛みに苦しんでいる現実が暴かれていきます。そしてサンツィオ刑事もまた、愛する妻が若年性認知症に冒されているという現実にうまく向き合えず、そのことで一人娘との関係もこじれてしまっていたのですが…。

■2007年/イタリア/95分/シネマスコープ
★オフィシャル・サイト★
http://www.alcine-terran.com/lake/

 

 

■人生に乾杯!■(KONYEC)

人生に乾杯

ふたりなら
きっと明日を
変えられる

●監督:ガーボル・ロホニ
●出演:エミル・ケレシュ/テリ・フェルディ/ユーディト・シェル/ゾルターン・シュミエド

 

【作品解説】

いくつになっても、幸せへの道は、続いているはず。

人生の大切な宝物を取り戻すために、ふたりが起こした出来事とは?

運命的な出会いを機に結婚したエミルとヘディも、今では81歳と70歳。互いに恋に落ちた頃のことなど、すっかり忘れていました。社会も時代も変わって、年金だけでは暮らして行けない世の中。つつましやかな生活をしているのに借金取りに追われる毎日が続き、ついに二人の出会いのきっかけだったダイヤのイヤリングまでも、借金のカタにとられてしまいます。

あまりに高齢者に冷たい世の中に怒りを覚えた夫のエミルは、大切なイヤリングを取り戻すため、持病のギックリ腰をおして、20年ぶりに愛車のチャイカを飛ばし、なんと郵便局を紳士的に強盗!それを皮切りに次々と紳士的な強盗を重ねて行きます。一度は警察に協力した妻のヘディも、奮闘する夫の姿にかつての愛しい気持ちを思い出し、手を取り合って逃げる決心をします。やがて二人の逃避行は、多くの民衆を巻き込んで、思いもかけない展開に……。

古くから、ヨーロッパとアジアが融合し、独特な文化をつくりあげてきたハンガリーを舞台に、ちょっとレトロでアンティークな雰囲気と、年齢などものともせず、“自分の正義”のために一歩を踏み出した、二人の粋で勇気ある行動、譲れない幸せへの思いが生み出した奇跡の物語がマッチした、愛すべき物語です。

■2007年/ハンガリー/107分/アメリカン・ビスタ
★オフィシャル・サイト★
http://www.alcine-terran.com/kanpai/

 

 

■地下鉄のザジ■(ZAZIE DANS LE METRO)

地下鉄のザジ

作品生誕50年!

ザジが完全修復ニュープリント版でスクリーンに帰ってきた!

 

●監督:ルイ・マル
●出演:カトリーヌ・ドモンジョ/フィリップ・ノワレ/カルラ・マルリエ/ユベール・デシャン

 

【作品解説】

作品生誕50周年をお祝いして、再びザジがスクリーンに甦ります!

皆さんも、ザジと一緒にパリの街角に繰り出してみませんか?

PARIS! 凱旋門に、エッフェル塔。カフェオレに、クロワッサン…。

お愉しみはいろいろあれど、田舎からやって来た少女ザジの一番の目的はMETRO!地下鉄に乗ることでした。しかし残念なことに、地下鉄はストの真っ最中。仕方なくパリ見物に出かけたザジの行く先々では、奇妙珍妙な大人たちが現れて、ハチャメチャな騒動が巻き起こります。

現代フランス文学で最も前衛的な作家、レーモン・クノーの小説を、ルイ・マル監督が、ユーモアと皮肉たっぷりに描くスラプスティックな傑作。オレンジのセーターと短い前髪がトレードマークの女の子・ザジを演じたカトリーヌ・ドモンジョは、本作で伝説の名子役となりました。作品生誕50年をお祝いして、【完全修復ニュープリント版】でふたたびザジがスクリーンに甦ります!

巨匠たちが仕掛けた、魅惑の遊戯

1960年、ちょうどフランス中がヌーヴェル・ヴァーグ熱に沸き立っていた頃、抱腹絶倒の言葉遊びにあふれたレーモン・クノーの小説を、いとも鮮やかに軽やかに映画化したのが『地下鉄のザジ』です。

そのカラフルでポップな映像の冒険と、ルイ・マル一世一代のスラプスティックは、リヨン駅、クリニャンクールの蚤の市、エッフェル塔、セーヌ川、ビル・アケム橋などパリの名所をハチャメチャな喧噪の渦の中に登場人物と一緒に巻き込んで超現実的なおいかけっこに突入していきます。

50年を経ていまなお多くのクリエィターに影響を与え、そして惜しみない愛情で繰り返し上映されているロングセラーです。

リバイバル鑑賞の往年の映画ファンの方はもちろん、初見の若い映画ファンにこそ見てほしい映画です。

■1960年/フランス/93分/スタンダード
★オフィシャル・サイト★
http://www.zaziefilms.com/zazie/

 

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■ご案内■
・中ホール会場内へのご案内は、各作品上映開始の15分前を予定しておりますが、準備、調整その他の理由でご案内が前後する場合があります。予めご了承下さい。
・各作品ごとの入れ替え制とさせていただいております。上映終了後は場内係員の誘導に従い、退場をお願いいたします(席取りはご遠慮下さい)。
・上映作品によっては、列になってご入場いただく場合があります。係員がご案内いたしますのでご協力をお願いいたします。
・会場内へは飲食物の持ち込みはご遠慮いただきます。また会館内は全て禁煙となっておりますので喫煙は指定の場所でお願いいたします。

 


当日200円増し
※前売り券は6月3日(木)までの発売です