日本人初の快挙を連続で打ち立てた注目のヴァイオリニスト！

97年ヴィエニアフスキ国際コンクールに日本人として初優勝。

99年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールでは史上最年少、かつ日本人として初優勝。

高い技術と豊かな音色、そして表現力を併せ持つ、人気・実力ともにトップクラスのヴァイオリニスト。

イタリア人ピアニスト、ジャンルカ・カシオーリとの共演をお楽しみください。

【プロフィール】

庄司　紗矢香（ヴァイオリン） Sayaka Shoji, Violin

1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少及び日本人初の優勝を果たして以来、アシュケナージ、デュトワ、テミルカーノフ、ヤンソンス、マーゼル、メータ、パッパーノといった世界の名だたる指揮者たちに招かれ、ベルリン・フィル、バイエルン国立管、ニューヨーク・フィル、バンベルク響などと共演を重ねている。また、リサイタル・室内楽分野では、ヴァディム・レーピン、ラン・ラン、ミハイル・プレトニョフ等と、ヨーロッパ各地の音楽祭で共演。

最近の主な活動としては、2010年日本で大成功を収めたジャンルカ・カシオーリとのリサイタルツアーや、ゲヴァントハウス管、シドニー響、ソウル・フィル、フィルハーモニア管、サンクトペテルブルグ・フィル、フランス国立放送フィル、サンタ・チェチーリア管、シンシナティ響との共演など。

CDはドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、メータ指揮／イスラエル・フィルとの共演によるデビューCDは批評家の絶賛を博した。その後は、ルーブル美術館でのライブ、プロコフィエフとショスタコーヴィチの作品、チョン指揮／フランス国立放送フィルとのメンデルスゾーンとチャイコフスキーの協奏曲、ベートーヴェンのヴァイオリン･ソナタ集をリリース。またミラーレ・レーベルよりバッハとレーガーの無伴奏作品をリリースした。

1998年から2004年までケルン音楽大学でザハール・ブロンに学び、現在もヨーロッパを拠点に活躍を続けている。1999年度都民文化栄誉章、2000年出光音楽賞、第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞（2010年）受賞。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ（Recamier）”。

ジャンルカ・カシオーリ（ピアノ） Gianluca Cascioli, Piano

1979年、イタリアのトリノ生まれ。ピアノをイモラのピアノ・アカデミーでフランコ・スカラに学び、作曲と電子音楽をトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にて学ぶ。

94年、ベリオ、ポリーニ等が審査員のウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝後、ヨーロッパ、北米、日本の主要な音楽都市に演奏の場を広げ、現在は作曲家としても活躍している。

これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックなど、多くの著名オーケストラと共演。そして、クラウディオ・アバド、ウラディミール・アシュケナージ、チョン・ミョンフン、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエル・ハーディング、リッカルド・ムーティ、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、ジャナンドレア・ノセダ、ユーリ・テミルカーノフ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチなど名だたる指揮者との共演も数え切れない。

録音は、ベートーヴェンの“月光”と“テンペスト”ソナタ集、“エロイカ変奏曲”などの収録作品がある。また、庄司紗矢香とイタリアや日本で定期的にデュオリサイタルを行っている。