~長崎から世界へ響く平和のハーモニー~ バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」公演

2025年11 月15日(土)

開場 12:15開演 13:00
会 場
大ホール

料 金
【全席指定】S席 6,000円、A席 5,000円、B席 4,000円、U25(25才以下) 2,000円 ※当日500円増

チケット
発売前
発売日

アルカスクラブ会員先行 8月2日(土)
一般プレイガイド発売  8月16日(土)

~長崎から世界へ響く平和のハーモニー~ バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」公演

世界が認めたバッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」

キリストの生誕、受難、復活までを壮大なスケールでドラマティックに描いたヘンデルの最高傑作《メサイア》。ヨーロッパではクリスマス時期の風物詩として親しまれています。

有名な「ハレルヤ・コーラス」を始め、メロディメーカーと称されるヘンデルならではの美しい旋律、印象的なアリアや合唱曲が次々に現れ、時を経ても色褪せることのない名作を、世界最高峰の古楽器オーケストラ「バッハ・コレギウム・ジャパン」の演奏でお楽しみいただきます。

【出演】
指揮:鈴木優人
ソプラノ:森 麻季
カウンターテナー:藤木大地
テノール:中嶋克彦
バス:加耒 徹
管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン

~活水女子大学音楽学部の学生さんも共演します~

【プログラム】G.F.ヘンデル:オラトリオ「メサイア」 ※全曲

 

【プロフィール】

指揮 鈴木優人 Masato Suzuki

(c)Marco Borggreve

指揮者、作曲家、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニスト。東京藝術大学およびオランダ・ハーグ王立音楽院を修了。アムステルダム音楽院にも学ぶ。第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第19回佐川吉男音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。指揮者として、NHK交響楽団、ハンブルク交響楽団、オランダ・バッハ協会など、国内外の多数のオーケストラに客演。2025年1月BCJとのヨーロッパ公演で指揮を務め、パリを始め各地で高い評価を集めた。オペラにも積極的に取り組んでおり、特にモーツァルトの舞台作品に継続的に取り組むほか、22年には新国立劇場に指揮者として初登場。24年《魔笛》公演に続き、25年Bunkamura《ドン・ジョヴァンニ》公演で指揮を務め、大きな話題を呼んだ。NHK-FM「古楽の楽しみ」レギュラー案内役、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」、NHK「クラシックTV」「ららら♪クラシック」などメディアへの出演も多い。CD録音もBCJとのJ. S. バッハのチェンバロ協奏曲集(BIS)など多数。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。

X / @eugenesuzuki

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ソプラノ 森 麻季    Maki Mori

(c)Yuji Hori

東京藝術大学、同大学院独唱専攻、文化庁オペラ研修所修了。ミラノとミュンヘンに留学し、P.ドミンゴ世界オペラコンクールはじめ、多数の国内外のコンクールに上位入賞。ワシントン・ナショナル・オペラ《後宮からの逃走》でアメリカ・デビュー。その後、ルイージ指揮ドレスデン国立歌劇場《ばらの騎士》、ノセダ指揮トリノ王立歌劇場《ラ・ボエーム》に出演し、国際的な評価を得る。
2015年兵庫県立芸術文化センターオペラ《椿姫》でタイトルロールを好演。鈴木優人指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンと共演した歌劇《ポッペアの戴冠》(2017)、歌劇《リナルド》(2020)、歌劇《ジュリオ・チェーザレ》(2023)、歌劇《魔笛》(2024)、歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(2025)は各紙で絶賛された。2022年《椿姫》Bunkamuraシアター・オペラ・コンチェルタンテでヴィオレッタを熱演し喝采を浴びる。2023年BBCプロムスにデビュー。2024年山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団による歌劇《蝶々夫人》のタイトルロールは現地の聴衆の喝采を浴びる。
コンサートではアシュケナージ、小澤征爾等の著名指揮者や国内外の主要オーケストラと共演し成功を収める。2022年より国立音楽大学客員教授、東京音楽大学特任教授。 安宅賞、ワシントン・アワード、五島記念文化賞、出光音楽賞、ホテルオークラ賞受賞。

 twitter:https://twitter.com/makimori_sop
Facebook:https://www.facebook.com/MakiMori.sop/
Instagram:https://www.instagram.com/makimori_sop/

 

カウンターテナー    藤木大地 Daichi Fujiki

(c) hiromasa

2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン《メデア》ヘロルドで鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオでヨーロッパデビュー。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。新国立劇場2020/21シーズン開幕公演では、ブリテン《夏の夜の夢》にオーベロンで主演、続けてバッハ・コレギウム・ジャパンとのヘンデル《リナルド》でもタイトルロールを務め、その圧倒的な存在感と唯一無二の美声で聴衆を魅了し、オペラ歌手としての人気を不動のものにする。

2021年には3枚目のアルバム「いのちのうた」がキングインターナショナルよりリリースされた。2025年は東京・春・音楽祭での《にほんの歌》vol.1、ローム ミュージック フェスティバル J.シュトラウスⅡ世《こうもり》オルロフスキー公爵をはじめ、各地でのリサイタルやオペラ公演に出演予定。デビューから現在まで話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール 初代プロデューサー(2021-2023)。2024年度より大和高田さざんかホール レジデント・アーティスト。

Official Website:www.daichifujiki.com

 

テノール    中嶋克彦  Katsuhiko Nakashima

(c)LULUCA OTA

長崎県大村市出身。福岡教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院修士課程オペラ科修了。同大学院博士課程オペラ科修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに留学。マインツ音楽大学のバロック声楽コースにて研鑽を積んだ。第13回日本モーツァルト音楽コンクール第2位。ルネッサンスから現代まで幅広いレパートリーで、なかでもJ・S・バッハやヘンデルなど、バロックの作品において多く活躍している。アントネッロ、バッハ・コレギウム・ジャパン、ラ・フォンテヴェルデ、コレギウム・ムジカーレ、パーセル・プロジェクト等のメンバーとして国内外におけるコンサートや録音に多数出演する。オラトリオのソリストとしても定評があり、ヘンデル「メサイア」やモーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「交響曲第9番」、ハイドン「天地創造」、メンデルスゾーン「エリヤ」「聖パウロ」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等、国内の主要オーケストラとの共演も多い。

またオペラでは、第50回東京藝術大学大学院オペラ定期公演モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』のフェルランド役でオペラデビュー。以降、新国立劇場におけるR・シュトラウス『サロメ』(第1のユダヤ人)、ツィンマーマン『軍人たち』(三人の若い士官1)、ビゼー『カルメン(鑑賞教室)』(レメンダート)などのほか、サントリーホールオペラアカデミー公演ドニゼッティ『愛の妙薬』(ネモリーノ)など、多くの舞台に出演している。現在、国立音楽大学大学院非常勤講師。

 

バリトン 加耒 徹 Toru Kaku

(c)Hiroki Watanabe

東京藝術大学大学院首席修了。大学院アカンサス賞受賞。バロックから現代音楽まで多くのジャンルを演奏しており、バッハ・コレギウム・ジャパンでは「マタイ受難曲」のCDに参加する他、2021年1月の『エリアス』ではタイトルロールを務め絶賛された。オペラシティ財団主催リサイタルシリーズ《B→C》では東京、福岡両公演満席の中、10ヶ国語による歌曲プログラムを熱演。また、オペラでの活躍もめざましく、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、『ランメルモールのルチア』エンリーコ、二期会『金閣寺』鶴川、『ルル』シェーン博士、『こうもり』ファルケ等、数多くの作品に出演。25年2月に行われたORCHARD PRODUCE2025『ドン・ジョヴァンニ』では、マゼット役で好評を博した。23年7月に4thアルバム【A Time for Us】をリリース。NHK「リサイタル・ノヴァ」「名曲アルバム」「すくすく子育て」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等メディアにも多数出演。洗足学園音楽大学非常勤講師。

 

合唱・管弦楽 バッハ・コレギウム・ジャパン

(c)K.Miura

1990年、鈴木雅明により創設されたアンサンブル。音楽監督に鈴木雅明、首席指揮者に鈴木優人を擁する。世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともに、オリジナル楽器を用いてバッハを中心とした音楽遺産の理想的上演を目指し活動を行う。100タイトルを超えるCDが高い評価を受けるほか、カーネギーホール、コンセルトヘボウなど、世界中で活発な演奏活動を展開する。2022年秋の9都市を巡る欧州公演、23年6月ライプツィヒ・バッハ音楽祭フィナーレへの招聘に加え、24年8月にはBBCプロムスに招待され、数千人の聴衆から熱狂的な喝采を浴びる等、日本のみならず世界の音楽シーンを牽引している。2013年度第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。18年の年月をかけて13年に完成した「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」は、世界的にも貴重な成果として注目を浴び、「ヨーロッパのグラミー賞」と称されるエコー・クラシック賞を14年に受賞。また、モーツァルト《ミサ曲ハ短調》(2017年)、J. S. バッハ《マタイ受難曲》(2020年)が権威ある英国の音楽賞グラモフォン賞を受賞。20年秋上演の鈴木優人指揮・ヘンデル《リナルド》公演が第19回佐川吉男音楽賞を受賞。近年はヘンデルやモーツァルトのオペラや、シューベルト、ブラームス等の多彩な作品も上演している。25年1月、鈴木優人指揮によるヨーロッパ公演も各地で満場の聴衆に迎えられ、高い評価を得た。


主催 文化庁、厚生労働省、長崎県、第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭長崎県実行委員会、

佐世保市、第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭佐世保市実行委員会、アルカスSASEBO