ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル

2014年4 月19日(土)


会 場
中ホール

料 金
【全席指定】
一般 5,000円 
学生 2,500円

ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル

ドイツ・ピアノ界の巨匠、待望の佐世保公演!

 

ベートーヴェン演奏における世界最高ピアニストによる

豪華ベートーヴェン4大ピアノ・ソナタ!

 

名ピアニスト ヴィルヘルム・ケンプが後継者として認めた、ドイツ・ピアノ界の巨匠 ゲルハルト・オピッツ。日本では、NHK教育テレビの趣味百科「ベートーヴェンを弾く」の番組の講師として出演し、爆発的な人気を呼びました。重鎮オピッツによるベートーヴェンの4大ピアノ・ソナタ「悲愴」、「月光」、「テンペスト」、「熱情」を1日で聴けるという何とも贅沢なプログラムで、ベートーヴェンの真髄をお楽しみください!

 

<予定曲目>

ベートーヴェン4大ピアノ・ソナタ

ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」

ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」

ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2 「テンペスト」

ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」

 

 

ゲルハルト・オピッツ (ピアノ) 

GERHARD OPPITZ (Piano)

 ゲルハルト・オピッツはドイツ・ピアノの正統派を代表する演奏家として国際的にその名を知られている。音楽解釈におけるこの楽派の流れは、オピッツ自身の師であるヴィルヘルム・ケンプに繋がり、そしてその源流は、リストやベートーヴェンにまで直接遡る。

 1953年、バイエルン州に生まれ、5歳のときにピアノを始めた彼は、11歳で早くも公式の場でモーツァルトのニ短調協奏曲を演奏した。その際に演奏を聴いたシュトゥットガルト国立音楽大学の教授パウル・バックに見出され、1974年、ミュンヘンに移り住むまで、彼の元で研鑽を積む。

 1973年ヴィルヘルム・ケンプと出会い、教えを受けるようになった彼は、ケンプから主にベートーヴェンのソナタと協奏曲について学んだ。師のケンプは、自身の解釈との著しい相似性に感服、彼の遺志により、オピッツは後継者として音楽的伝統を引き継ぐこととなった。

 1977年、第2回アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールで第1位優勝。この優勝により、一躍、世界的に脚光を浴びる。翌年には、名門ドイツ・グラモフォンより最初のレコードをリリース。1981年、ミュンヘン国立音楽大学で開校以来最も若い教授となる。これまでに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団等のオーケストラ、カルロ・マリア・ジュリーニ、リッカルド・ムーティ、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、サー・コリン・デイヴィス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン、サー・ネヴィル・マリナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、ドミトリー・キタエンコ、ガリー・ベルティーニ等の指揮者と共演している。近年はリッカルド・ムーティの信頼厚く、各地で共演を重ねており、2006年ウィーンの楽友協会大ホールでバイエルン放送交響楽団と、2007年にはニューヨーク・フィルハーモニック定期で共演をし、ニューヨーク・タイムス等で絶賛された。

バッハからブーレーズまで幅広いレパートリーを持つが、特にシューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、バッハ、グリーグ、ブラームスのピアノ作品全曲を重要なレパートリーとしている。とりわけベートーヴェンとブラームスに関しては、世界最高の演奏者の一人として高く評価されており、世界各国で、ベートーヴェンおよびブラームスの全曲演奏会をたびたび行っている。

 これまでに発売されたCDは既に40枚を超え、1989年から1997年までBMG/RCA と専属契約を結んでレコーディングを行った。その中には、ベスト・セラーとなったブラームスのピアノ曲全作品集、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団とのブラームスおよびウェーバーのピアノ協奏曲集、グリーグのピアノ曲全作品集、マレク・ヤノフスキ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのベートーヴェンのピアノ協奏曲集がある。最近ではヘンスラー・レーベルから継続的に作品を発表しており、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集に続き、シューベルトのピアノ作品集(全12枚)がリリースされた。

日本では1994年、NHKテレビのゴールデン・タイムで通算7時間にわたって放映されたベートーヴェン・ソナタ集の演奏およびレッスンが、爆発的人気を呼んだ。2005~08年にわたり日本で開催した「ベートーヴェン・ソナタ全曲演奏会」は、彼自身日本で初めての試みであり、大絶賛のうちに終了した。シューベルトのピアノ作品集全12枚の録音を終え、2010年より4年8回にわたり東京で開催したシューベルト連続演奏会も、大絶賛を博した。親日家でもあり、日本で最も人気のあるピアニストの一人である。

 

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共催:NBC長崎放送


スタッフコメント

ドイツ正統派ピアニストとして国際的に活動を続ける名ピアニスト ゲルハルト・オピッツの待望の佐世保公演が実現。
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