9月17日(月・祝)、18日(火)に今年度2回目となるアルカスSASEBOジュニアオーケストラの
新日本フィルハーモニー交響楽団、楽団員によるレッスンが行われました。
今回は8名の楽団員に講師としてレッスンを行っていただきました。
■チェロ(弦楽合奏) …弘田徹(ひろた・とおる)
■フルート …渡辺泰(わたなべ・やすし)
■オーボエ …森明子(もり・あきこ)
■クラリネット …澤村康恵(さわむら・やすえ)副首席奏者
■ホルン …田中雅樹(たなか・まさき)
■トランペット …服部孝也(はっとり・たかや)首席奏者
■トロンボーン …宮下宣子(みやした・のぶこ)
■打楽器 …柴原誠(しばはら・まこと)長崎県出身
前回4月のレッスンでは4名の講師でしたので、今回はほとんどのパートが専門の講師から
指導を受けることができ、大変充実した時間となりました。
また、当楽団のミュージックアドバイザーに就任していただいた、新日本フィルハーモニー交響楽団
ソロコンサートマスターの豊嶋泰嗣氏にも各楽器のレッスンの様子をご覧いただきました。
2日目の弦楽合奏のレッスンには自ら楽器を持ち一緒に演奏しながらご指導いただき、
こどもたちも豊嶋先生のアドバイスでレッスン中にみるみるうちに上達していました。
次回のレッスンは来年2月の予定です。
<アルカスSASEBOジュニアオーケストラ ミュージックアドバイザー>
■豊嶋泰嗣(とよしま やすし) プロフィール
桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。
桐朋学園在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。
1986年、大学卒業と同時に弱冠22歳で新日本フィルのコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。
97年からは九州交響楽団と新日本フィルの強い要請により両楽団のコンサートマスターを兼任するという
異例の就任で注目を集めました。
現在、新日本フィルソロ・コンサートマスター、2005年より兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター、
2009年より九州交響楽団桂冠コンサートマスター。
1991年村松賞、第1回出光音楽賞、1992年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
京都市立芸術大学、桐朋学園大学および大学院講師。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。
アルカスSASEBOでは2002年から9年間ヴァイオリンセミナーの講師として、また長崎県主催の
「ながさき室内楽祭」の音楽監督をつとめるなど県内での人材育成事業にご協力頂いているほか、
数々の室内楽企画のプロデュースや「開館10周年記念ミュージックフェスティバル」にもご協力いただいております。