木管楽器~フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット~
木管楽器にも4つの楽器があります。
木管楽器は共通して「リード」と呼ばれる音を出す重要なものがあり、楽器によってちがいます。
そして木管楽器にも、高い音が得意な楽器、低い音が得意な楽器と分かれています。
ジュニアオーケストラアカデミーでは楽器の貸出可能数やジュニアオーケストラの団員の構成人数によって
募集をしている or していない、募集人数など違います。
今回アカデミーの募集対象はフルートとクラリネットですが、ぜひ他の楽器の特徴もみてくださいね♪
※おとうさん、おかあさんに知っておいてほしい弦楽器についての情報をページ下部に記載しています!
フルート ~高い音で美しく歌う よこ笛~
フルートは息(エアリード)を使って音を出しています。
空のペットボトルに息を吹きかけて音が出るのと同じ仕組みです。
銀色でキラキラと輝いてきれいな高い音が特徴的ですね♪
ピッコロ(右のイラスト)というフルートの半分ほどの長さの仲間の楽器もいます!
長さが短い分もっと高い音が出せる楽器です。
※フルートアカデミーの募集人数は2名です(小学4年生~中学1年生)
オーボエ ~ チューニングは私が基準♪ ~
オーボエは世界一難しい木管楽器!?としてギネスブックに登録されているそうです!!
それはオーボエの音の出し方から来ているようです。
オーボエとファゴットは「ダブルリード」といって、うすい木の板を2枚重ね合わせたものを使って音を出します。
オーボエのリードは、とっても狭い何ミリというすき間に息をふきこんでいるため、
音を出すため息をふきこんでも、なかなか息が入っていかなくて苦しいそうです…
でも、そんなオーボエからでてくる音はとても美しい音色がしています♪
また、オーケストラではオーボエの音に合わせて楽器のチューニング(音の高さの調整)をしています。
ここでオーボエの音を聴いてみましょう♪ ここをクリック!(1’43~から聴いてください♪)
※オーボエアカデミーは今回募集していません。
クラリネット ~ 音域のひろ~い木管楽器 ~
童謡「クラリネットこわしちゃった」で皆さんも良くしっている木管楽器ではないでしょうか?
クラリネットの「リード」もオーボエ、ファゴットと同じうすい木の板ですが、2枚ではなく1枚です。
吹奏楽ではヴァイオリンのようにたくさんのメロディーを担当する中心となる楽器ですね。
ここでクラリネットの音を聴いてみましょう♪ ここをクリック!(2’15~から聴いてください♪)
※クラリネットアカデミーの募集人数は1名です(小学4年生~中学1年生)
ファゴット ~ ユーモラスな音色が人気、お菓子のトッポじゃないよ! ~
ファゴットは木管楽器のなかで一番長い楽器です。ということは一番低い音が出せる木管楽器です。
とても長い分、楽器が重たいので首から楽器をつりさげて演奏します。
オーボエと同じ「ダブルリード」ですが、オーボエよりもサイズが大きいリードを使って音を出します。
ここでファゴットの音を聴いてみましょう♪ ここをクリック!(1’11~から聴いてください♪)
※ファゴットアカデミーは今回募集していません。
~おとうさん、おかあさんに知っておいてほしい木管楽器のこと~
アルカスSASEBOジュニアオーケストラでは楽器の貸出をしています。
もちろん楽器を持っている人は個人の楽器を使って活動しています。
入団前にすでに購入を考えている方は、できる限り入団後に先生方とご相談の上、
購入することをおすすめします。
オーボエ、クラリネット、ファゴットの使う「リード」は消耗品で、団の借用楽器の人も個人負担になります。
オーボエ、ファゴットの「リード」は、プロ奏者の方々はほとんど自分で作っているのですが、
とても難しい作業ですのでジュニアオーケストラの団員は先生から購入したり、完成品を購入しています。
また、クラリネットは楽器をくわえる部分の「マウスピース」も個人で購入をお願いしています。
弦楽器同様にオーボエ、クラリネット、ファゴットは楽器が木材ですから、
特に団の楽器を借りようと思っている方は、温度・湿度に十分気をつけてください。
また、借用中の楽器にかかる修理・調整費は自己負担となりますので取扱にも十分注意してください。