アルカスの取組み

  • アルカスSASEBO ジュニアオーケストラ
  • レジデンス弦楽四重奏団 アルカス・クァルテット
  • アルカスSASEBO オリジナル室内オーケストラ チェンバー・ソロイスツ・佐世保
  • アルカスSASEBO アウトリーチ事業 「演奏家がやってくる」

チェンバー・ソロイスツ・佐世保とは

2017年3月、新日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターの豊嶋泰嗣氏を音楽監督に迎え、アルカスSASEBOオリジナルの室内オーケストラ「チェンバー・ソロイスツ・佐世保」を旗揚げしました。国内外の第一線で活躍中の若手からベテランまでの凄腕の演奏家たちが佐世保に集まり、世界で一つだけの演奏会を創り上げます。 アルカスSASEBOと豊嶋氏との関わりは長く、2002年から9年間講師を務めていただいた「ヴァイオリンセミナー」にはじまり、自らプロデュースした室内楽公演やソロリサイタル、ソロ・コンサートマスターを務められている「新日本フィルハーモニー交響楽団」の公演に出演。さらに、アルカスSASEBOジュニアオーケストラのミュージックアドヴァイザーを務めるなど、現在も深く関わっていただいています。 地域の方々に上質な演奏をお届けすることはもちろん、「音楽でまちをもっと元気に!」を合言葉に、全国・世界へ佐世保を発信するオリジナル室内オーケストラを目指します。

チェンバー・ソロイスツ・佐世保
チェンバー・ソロイスツ・佐世保

音楽監督挨拶

開館して16年間、演奏家としてはもちろんですが、ヴァイオリンセミナーやジュニアオーケストラなど様々な形でアルカスSASEBOに関わらせていただいています。開館10年(平成22年)の時には、セミナーで教えた学生や新日本フィルのメンバーでオリジナルのアンサンブル公演を行いました。そうした流れの中で、自然と「オリジナルオーケストラを立ち上げよう」という話になって実現したのが、「チェンバー・ソロイスツ・佐世保」です。 音楽監督という責務をいただく中で、素晴らしい演奏会になるように、国内外の第一線で活躍する方々をメンバーに選びました。多くの方にクラシックの魅力が伝わるように私たちが楽しんで演奏をすることはもちろんですが、一流の演奏家が佐世保に集まり、人や“まち”に触れて演奏を行い、飛び立っていく。そうして佐世保という“まち”が世界に発信されていくことも大切な使命だと思っています。

音楽監督 豊嶋泰嗣

音楽監督 豊嶋泰嗣

新日本フィル桂冠名誉コンサートマスター、兵庫芸術文化センター管コンサートマスター、九州交響楽団桂冠コンサートマスター。サイトウ・キネン・オーケストラ等でコンサートマスターを務め、指揮者、オーケストラからの信頼も厚い。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。京都市立芸術大学准教授、桐朋学園大学および大学院講師。07年からは水戸室内管弦楽団のメンバーとしても活躍。1719年製アントニオ・ストラディバリウスを使用。アルカスSASEBOには室内楽企画のプロデュースやジュニアオーケストラのミュージックアドヴァイザーとして関わりが深い。