アルカス・クァルテット メンバーのプロフィール

川崎洋介/第1ヴァイオリン 

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1977年ニューヨーク生まれ。父である川崎雅夫のもと、6歳でヴァイオリンをはじめ、10歳でジュリアード音楽院予科に入学を認められる。ドロシー・ディレイ、ヒョー・カン、フェリックス・ガリミア、ジョエル・スミルノフに師事。現在は、ピンカス・ズッカーマンが音楽監督を務めるオタワの国立アートセンターオーケストラのコンサートマスターを務める一方、カナダを拠点にソリスト、室内楽奏者として活躍。日本では、水戸室内管弦楽団やサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして活躍。その才能に注目が集まっている。アルカスには「豊嶋泰嗣と仲間たち」「アミーチ・クァルテット」「トリオ・プラス」のメンバーとして登場している。

 

 

西野ゆか/第2ヴァイオリン 

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桐朋学園大学音楽学部を経て、同大学研究科修了。 第45回全日本学生音楽コンクール高校の部第2位。’96年、読売新聞社主催第66回新人演奏会に出演。桐朋学園の推薦によりスカラシップを得て、タングルウッド音楽祭に参加。また同年よりサイトウ・キネン ・オーケストラに参加する。 第1回東京室内楽コンクール第1位受賞。第2回大阪国際 室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位受賞。’00年には、 イタリアで開催された第5回パオロ・ボルチアーニ国際 弦楽四重奏コンクールにおいて最高位、併せてサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。  また’09年、第19回新日鐵音楽賞『フレッシュアーティスト賞』を弦楽四重奏団として初めて受賞する。 ’10年10月より開講のサントリー『室内楽アカデミー』では、コーチング・ファカルティに就任。 その他、リゾナーレ室内楽音楽祭、宮崎国際室内楽音楽 祭、ゆふいん音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、草津音楽祭など数々の音楽祭に参加。クァルテット・エクセルシオ第1ヴァイオリン奏者。

 

柳瀬省太 /ヴィオラ

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5歳よりヴァイオリンを始め、吉永清子、小国英樹、久保陽子の各氏に師事。第41回全日本学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。18歳よりヴィオラを始め、店村眞積、岡田伸夫の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。96年、第52回ジュネーヴ国際音楽コンクールディプロマ賞。97年、第1回淡路島しづかホールヴィオラコンクール優勝。2002年、文化庁芸術家在外派遣研修生としてイタリア・パドヴァに留学。2004年から2009年までシュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団、2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。ストリング・クヮルテットARCO、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。第1回松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞を受賞。アルカスには「ストリング・クヮルテットARCO」のメンバーとして登場している。

 

辻本 玲/チェロ

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1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。同時にアカンサス音楽賞受賞。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2008年より、ロームミュージックファンデーションより奨学金を得てシベリウスアカデミー(フィンランド)に、その後ベルン芸術大学(スイス)に留学。第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。アルカスには「ながさき音楽祭The Chamber Players」のメンバーとして登場している。公式サイト rei-tsujimoto.com