アルカス映画祭
2018年2 月9日(金)
2018年2 月10日(土)
2018年2 月11日(日)
1作品鑑賞券 1,000円
3作品鑑賞券 2,000円
公演のチケットを以下のプレイガイドで
お求めいただけます。
アルカス映画祭
今年も「アルカス映画祭」は世界各国の旬な話題作を選りすぐってお届けします!
人生について、夫婦の物語、親子の物語、家族の物語、他人同士の物語など、
さまざまなヒューマンドラマをお届けします。
珠玉の映画の数々で心豊かなひとときを過ごしてみませんか?
≪上映スケジュール≫
※作品名をクリックすると各作品の詳細に移動します。
2/9(金) | |
09:30~11:24 | いつまた、君と ~何日君再来~ |
11:50~13:58 | ラ・ラ・ランド |
14:20~16:18 | 光(「その砂の行方」を同時上映) |
16:40~18:30 | ローサは密告された |
18:50~20:55 | オン・ザ・ミルキー・ロード |
2/10(土) | |
09:30~11:24 | いつまた、君と ~何日君再来~ |
11:50~13:28 | ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡 |
13:50~16:32 | ありがとう、トニ・エルドマン |
17:00~19:08 | ラ・ラ・ランド |
19:30~21:20 | ローサは密告された |
2/11(日) | |
09:30~11:28 | 光(「その砂の行方」を同時上映) |
11:50~13:55 | オン・ザ・ミルキー・ロード |
14:20~17:02 | ありがとう、トニ・エルドマン |
17:30~19:08 | ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡 |
※各回・作品ごとの入れ替え制
※開場時間は各回上映時間の10分前です(準備等により前後する場合があります)。
※飲食物の持ち込みはできません。ご飲食はロビーにてお願いいたします。
「アルカス映画祭」に、〈Happy Time Market〉が出張出店!
2月10日(土)11日(日)に地下第2リハーサル室で開催され
〈上映作品解説〉
「いつまた、君と ~何日君再来~」
主演に尾野真千子をむかえ、向井 理と初の夫婦役を演じ、
岸本加世子・駿河太郎・イッセー尾形・野際陽子など名優が出演!
親から子、子から孫へ受け継がれる、ある家族の“愛の実話”。
監督:深川 栄洋
製作年:2017年
製作国:日本
上映時間:114分
配給:ショウゲート
©2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
俳優・向井理が祖母の卒寿のお祝いに、自費出版として贈った祖母の手記を、向井自ら映画化に向け7年の歳月をかけて企画してきた意欲作です。
81歳になった芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡夫・吾郎との思い出を手記にしていました。しかし、突然の病に倒れた朋子。代わりに、孫の理が『何日君再来』と題された祖母の手記をまとめていくことに。手記には、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖母と祖父の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた家族の愛の物語が綴られていました。戦後70年を越え、急成長を遂げた日本。この映画には、歴史にもドラマにもならなかった、ごく普通の暮らしを懸命に生きてきた人々から、今を生きる人への、大切なメッセージが詰まっています。本作は2017年6月に逝去された名女優、野際陽子さんのスクリーンの遺作としても話題になりました。
「ラ・ラ・ランド」
観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント。
見逃した方も、何回も観た方も、ぜひ大スクリーンでご覧ください!
原題:La La Land
監督:デイミアン・チャゼル
製作年:2016年
製作国:アメリカ
上映時間:128分
配給:ギャガ、ポニーキャニオン
©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.
公式HP http://gaga.ne.jp/lalaland/
ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演で描いたミュージカル映画。女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描いた本作は、世界中で大ヒットしました。オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをします。初めての会話でぶつかりあう2人でしたが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていきます。第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートを受け、チェゼル監督が史上最年少で監督賞を受賞したほか、エマ・ストーンの主演女優賞など計6部門でオスカー像を獲得した本作、オープニングのカラフルなモブダンスシーンを、劇場スクリーンでぜひ!
「光」
視力を失いゆくカメラマンと出逢い、彼女の何かが変わりはじめる―
劇中映画として話題となった「その砂の行方」を特別同時上映!
監督:河瀨 直美
製作年:2017年
製作国:日本、フランス、ドイツ
上映時間:118分(「その砂の行方」上映時間16分を含む」
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©2017 “RADIANCE“ FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE
単調な日々を送っていた美佐子(水崎綾女)は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出逢います。美佐子は雅哉の無愛想な態度に苛立ちながらも、彼が過去に撮影した夕日の写真に心を突き動かされ、いつかこの場所に連れて行って欲しいと願うようになります。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉。彼の葛藤を見つめるうちに、美佐子の中の何かが変わりはじめます…。
人生で多くのものを失っても、大切な誰かと一緒なら、きっと前を向けると信じさせてくれる珠玉のラブストーリー。映画の音声ガイドにも焦点をあてた本作は、世界中の映画ファンに歓喜と感動をもたらしました。カンヌ国際映画祭〈コンペティション部門 エキュメニカル審査員賞〉受賞!
「ローサは密告された」
東南アジア最大のスラム街を擁するマニラ。
この無法地帯でただ毎日を生きる、ある女の物語。
原題:Ma’ Rosa
監督:ブリランテ・メンドーサ
製作年:2016年
製作国:フィリピン
上映時間:110分
配給:ビターズ・エンド
©Sari-Sari Store 2016
公式HP http://www.bitters.co.jp/rosa/
今、世界中の映画ファンが熱い視線を注ぐ、フィリピン映画界を代表するブリランテ・メンドーサ監督が、東南アジア最大といわれるマニラのスラム街で懸命に生きる女性とその家族を描いたドラマです。4人の子どもを持つローサは、マニラのスラム街で小さなコンビニエンスストアを経営しています。家計の足しにするため少量の麻薬を扱っていましたが、そのことが警察に見つかり逮捕されてしまいます。子どもたちは腐敗した警察から両親を取り戻すべく奔走しますが…。日本では、なかなか実感できない、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領による過激な麻薬撲滅への道程をドキュメンタリータッチの映像と、ストーリーで垣間見ることができる、今、必見の映画です。フィリピンのベテラン女優ジャクリン・ホセがローサ役を演じ、2016年・第69回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得しました。
「オン・ザ・ミルキー・ロード」
戦争が終わらない国を舞台に、
ミルク運びの男と美しい花嫁の愛の逃避行がはじまる。
原題:On the Milky Road
監督:エミール・クストリッツァ
製作年:2016年
製作国:セルビア・イギリス・アメリカ合作
上映時間:125分
配給:ファントム・フィルム
©2016 LOVE AND WAR LLC
公式HP http://onthemilkyroad.jp/
アルカス映画祭では、「黒猫・白猫」や「ライフ・イズ・ミラクル」で、映画ファンを魅了した名匠クストリッツァの、「アンダーグラウンド」以来、9年ぶりの監督作です。“イタリアの宝石”と称されるモニカ・ベルッチをヒロインに迎えて描いた人間ドラマで、監督自らが主演を務め、戦争の混乱の中で運命に翻弄される男の波乱万丈な人生を独特な映像美で描きます。
戦時下のとある村。ロバに乗って銃弾をかいくぐりながら兵士たちにミルクを届ける牛乳配達人の男は、村の美しい女性に愛されて幸せな毎日を送っていました。ところがある日、謎めいたイタリア人美女と恋に落ちたことで、男の人生は一変。女性の過去が原因で村が襲撃され、2人は危険な冒険の旅へと身を投じます…。スクリーンから溢れ出る圧倒的なエネルギー、予測できない奇想天外なストーリーにぜひ翻弄されてください!
「ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡」
アートが現実社会を変え、
アートが人を変えていく壮大な試みが、
今、明らかになる。
原題:WASTE LAND
監督:ルーシー・ウォーカー
製作年:2011年
製作国:イギリス・ブラジル
上映時間 98分
配給:ユナイテッドピープル
©Vik Muniz Studio
公式HP https://www.cinemo.info/movie_detail.html?ck=18
3年かけて撮影された本作は、有名な現代芸術家であるヴィック・ムニーズが活動拠点ニューヨークのブロンクスから故郷ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」へと旅し、アートで社会変革を試みるドキュメンタリー映画です。そこで彼は、“カタドール”といわれるリサイクル可能な素材を拾い集める人々のポートレイトを写真におさめ、そしてごみ山で集めたガラクタで、カタドールたちの巨大ポートレイトのモザイク画を制作していきます…。一瞬でも彼らを別の世界に連れ出すことが出来れば、彼らの人生を変えることができるのではないか?ムニーズは、制作した作品を世界的に有名なオークションで販売し、そのお金をカタドールに全額寄付して次々と人々の人生を変えていきますが…。
©Vik Muniz Studio
ありがとう、トニ・エルドマン
世界中が熱狂!!
この父と娘に涙し、笑った。
観る者の心を鷲掴み!
40以上もの賞に輝く、これぞ2016年の映画ベスト1!
原題:TONI ERDMANN
監督:マーレン・アーデ
製作年:2016年
製作国:ドイツ・オーストリア
上映時間:162分
配給:ビターズ・エンド
PG12
©Komplizen Film
公式HP http://www.bitters.co.jp/tonierdmann/
悪ふざけが大好きな父とコンサルタント会社で働く娘・イネス。性格も正反対なふたりの関係はあまり上手くいっていません。たまに会っても、イネスは仕事の電話ばかりして、ろくに会話もできないのです。そんな娘を心配した父は、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストへ。父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも数日間を過ごし、父はドイツに帰って行きます。ホッとしたのも束の間、彼女のもとに、〈トニ・エルドマン〉という別人になった父が現れます。職場、レストラン、パーティー会場──神出鬼没のトニ・エルドマンの行動にイネスのイライラも最高潮に。しかし、ふたりが衝突すればするほど、ふたりの仲は縮まっていきます…。観る者の予測を超える不意打ちの連続。そこから浮かび上がる父と娘の真実の愛に、世界が絶賛!した感動作です。