レジデンス弦楽四重奏団 アルカス・クァルテット 第9回定期演奏会

2019年07 月20日(土)

開場 14:30開演 15:00
会 場
中ホール

料 金
【全席指定】一般3,000円 学生500円

チケット
発売中

レジデンス弦楽四重奏団 アルカス・クァルテット 第9回定期演奏会

トークを交えながら

リラックスして弦楽四重奏を楽しむ♪

日本が世界に誇る4人の演奏家 川崎洋介(第一ヴァイオリン)、西野ゆか(第二ヴァイオリン)、柳瀬省太(ヴィオラ)、辻本玲(チェロ)が、カナダと東京から集まり、長崎県佐世保市に一週間滞在(レジデンス)し、アルカスSASEBOの室内楽専用ホール「中ホール」でコンサートを作り上げるアルカスSASEBOオリジナルのクァルテット「レジデンス弦楽四重奏団 アルカス・クァルテット」。

1週間の滞在中に、アウトリーチコンサートや、アルカスSASEBOジュニアオーケストラへのレッスンなど幅広く弦楽四重奏の魅力を伝える活動も行っている。毎年、画期的な挑戦を行いながら、弦楽四重奏の新しい可能性を求め、佐世保の人に触れ、佐世保の風土を感じながら、佐世保でしか奏でられない音楽を求め、オリジナルのコンサートに取り組んでいます。施設名の「アルカス」(小熊座)のように、お客様に心にキラキラと輝く瞬間をお届けできるような存在でありたいという想いを込め、今年で9回目の演奏会を迎えます。

【出演】

川崎 洋介(第1ヴァイオリン)

西野 ゆか(第2ヴァイオリン)

柳瀬 省太  (ヴィオラ)

辻本 玲 (チェロ)

 

【予定曲目】

ヴィクトル・ウルマン:弦楽四重奏曲 第3番 

ガーシュウィン:子守歌

フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲 第3番“ミシマ”

サミュエル・バーバー:弦楽のためのアダージョ

メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第5番 変ホ長調 op44-3

★終演後には、ロビーにてお客様との交流会を開催!

 

【プロフィール】

♪川崎洋介(第1ヴァイオリン/オタワ国立芸術センター管弦楽団コンサートマスター、

      アフィニス夏の音楽祭2019長岡 音楽監督)

1977年ニューヨーク生まれ。父である川崎雅夫のもと、6歳でヴァイオリンをはじめ、10歳でジュリアード音楽院予科に入学を認められる。ドロシー・ディレイ、ヒョー・カン、フェリックス・ガリミア、ジョエル・スミルノフに師事。現在は、ピンカス・ズッカーマンが音楽監督を務めるオタワの国立芸術センター管弦楽団のコンサートマスターを務める一方、カナダを拠点にソリスト、室内楽奏者として活躍。日本では、水戸室内管弦楽団やサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして活躍。その才能に注目が集まっている。「アフィニス夏の音楽祭2019長岡」の音楽監督に就任。アルカスには「豊嶋泰嗣と仲間たち」「アミーチ・クァルテット」「トリオ・プラス」のメンバーとしても登場している。

 

♪西野ゆか(第2ヴァイオリン/クァルテット・エクセルシオ第1ヴァイオリン奏者)

桐朋学園大学音楽学部を経て、同大学研究科修了。 第45回全日本学生音楽コンクール第2位。1996年、読売新聞社主催第66回新人演奏会に出演。桐朋学園の推薦によりスカラシップを得て、タングルウッド音楽祭に参加。また同年よりサイトウ・キネン ・オーケストラに参加する。 第2回大阪国際 室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位受賞。2000年には、 イタリアで開催された第5回パオロ・ボルチアーニ国際 弦楽四重奏コンクールにおいて最高位(第2位)、併せてサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。  また09年、第19回新日鐵音楽賞『フレッシュアーティスト賞』を弦楽四重奏団として初めて受賞する。 10年10月より16年の6月までの6年間サントリーホールの『室内楽アカデミー』で、コーチング・ファカルティを勤める。14年第16回ホテルオークラ音楽賞を弦楽四重奏で受賞。クァルテット・エクセルシオ第1ヴァイオリン奏者。

 

♪柳瀬省太(ヴィオラ/読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者)

5歳よりヴァイオリンを始め、吉永清子、小国英樹、久保陽子の各氏に師事。第41回全日本学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。18歳よりヴィオラを始め、店村眞積、岡田伸夫の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。1996年、第52回ジュネーヴ国際音楽コンクールディプロマ賞。97年、第1回淡路島しづかホールヴィオラコンクール優勝。2002年、文化庁芸術家在外派遣研修生としてイタリア・パドヴァに留学。04年から09年までシュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団、09年から14年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。14年4月読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者に就任。ストリング・クヮルテットARCO、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。第1回松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞を受賞。アルカスには「ストリング・クヮルテットARCO」のメンバーとしても登場している。

 

♪辻本 玲(チェロ/日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者)

東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位併せて「聴衆賞」受賞。07年度青山音楽賞新人賞受賞。五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。08年より、シベリウスアカデミー(フィンランド)に、その後ベルン芸術大学(スイス)に留学。第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。13年「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。アルカスには「ながさき音楽祭The Chamber Players」のメンバーとしても登場している。15年からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。公式サイト rei-tsujimoto.com

 

【託児サービス】

アルカス館内でお子様をお預かりします。ご利用のお客様はお電話でお申込みください。

料金:アルカスクラブ会員/500円 一般/1,000円

対象:未就学児(1才以上)

申込先:佐世保ステーション保育園 TEL:0956‐20‐0900

受付時間:月~土曜日 10:00~20:00

申込締切:7月16日(火)


スタッフコメント

今回のテーマは“ユダヤ”!
【Mプロジェクト】の「メンデルスゾーン」にちなみ、ユダヤ系作曲家が遺した素晴らしい作品をお届けします。ラプソディー・イン・ブルーでお馴染みの「ガーシュウィン」の作品、強制収容所で作曲された「ウルマン」の作品、三島由紀夫を題材にした映画のための「グラス」の作品。また、国際色豊かな佐世保の街らしく、アメリカでも有名な「バーバー」の名曲もお楽しみください。
コンサートでは、出演者による曲目紹介を交えなら、行いますので、是非お気軽な気持ちでお越しください♪
また、終演後には、演奏家がロビーに登場し、毎年好評いただいている「交流会」を開催!演奏家も皆さまとお話しする機会を楽しみにしていますので、ぜひご参加ください♪